キャンピングカーの電子レンジのデメリットとは?

どうも、ときパパです。

旅行先で食事を食べようとしても大混雑。

せっかくの旅行なのに子供がお腹がすいたーって半べそ状態。

言う事聞かない子供に親もイライラ。せっかくの旅行が台無し!

そんな時はキャンピングカー内で食事を済ませちゃいましょう。

となると、電子レンジはあったほうが便利??

キャンピングカーに電子レンジを搭載すると、確かに一気にキャンピングカーのメリットが増えます。

でも、家庭の電子レンジとは違い、キャンピングカーの電子レンジは万能とはいきません。

適当に付けちゃうと、後悔しちゃうかも。

今回はそんな電子レンジのお話です。

広告

電子レンジのメリット

キャンピングカーに電子レンジを搭載するメリットとは何なのでしょうか?

ときパパが考えるメリットは次の3つ。

  1. 食費が安くなる
  2. 暖かい朝食が食べられる
  3. 健康的になる

食費が安くなる

4人家族で外食をすると1人1000円として4000円程度かかります。

これが旅行の度にかかるとなると結構いたい出費です。

ただ、キャンピングカー内で調理して食事を済ませると、おそらく4人で1000円くらいでしょうか。

1回3000円の違い。

お酒代が入るとさらに違いは大きくなります。

外のみだとビール一杯500円が普通ですからね。

暖かい朝食が食べられる

例えば冬の寒い朝。FFヒーターで車内を暖めながらの朝食。

前日に購入したパンを「チン」して食べればそれだけで少し幸せな気持ちになれます。

冷たい食パンを丸かじりとは、やっぱり違いますって。

キャンピングカーで良かったと思える最高の瞬間。

健康的になる

旅行の前日までに、料理を済ませておきます。

それを冷蔵庫にでも入れて持っていく。

食事の時は、それをレンジで「チン」。

コンビニ弁当や外食だけで済ませる食事とは違って健康的です。

やっぱり、キャンピングカーでの旅も身体が元気だからこそできるわけですしね。

健康は拘りたいポイントです。

電子レンジのデメリット

電子レンジのデメリットは一つ。

  • 電気食い
  • 使用時間が短い

電気食い

大体、「1000w」は見ておいた方が良いです。

定格高周波出力「600w」と書かれてても、無駄になるエネルギーが入ってません。

実際の消費電力は「1000w」は超えてくるはずです。

つまりそれだけ大きな正弦波インバーターが必要ということです。

余裕をみて「1500w」の正弦波インバータは搭載したいところ。

関連記事

どうも、ときパパです。キャンピングカーで必需品のインバーター。インバーターとサブバッテリーの組み合わせで、車中泊で家電が使えるよになりグッと快適になります。でも、難しいのが選び方。正弦波にワット数。しっかりサ[…]

詳しくはインバーターの記事で確認してほしいのですが、インバーターにも待機電力というものが存在します。

大きな正弦波インバーターは値段も高いですし、電力も使います。

ということで当然サブバッテリーの強化も必要です。

関連記事

どうも、ときパパです。キャンピングカーのサブバッテリーの寿命っていったいどれくらいなのでしょうか?実は一概に言えない問題なのです。それは使い方によって全く違ってくるから。もし、サブバッテリーの寿命を少しでも長くさせた[…]

そもそもサブバッテリーを強化しないと、そもそも電子レンジの使える時間が少なくなってしまします。

使用時間が短い

サブバッテリーの容量と電子レンジの消費電力次第ですが、基本長くは使えません。

電子レンジの使用可能時間は次の式で出すことができます。

ただし、鉛ディープサイクルバッテリーは電圧降下が激しいので、下の時間に当てはまらない場合もありますので注意が必要です。

  1. バッテリーの容量の半分に12Vをかける。
  2. 変換ロスを考えて8掛けする
  3. 電子レンジの消費電力でわる。

つまり、サブバッテリーの容量が100Ah・電子レンジの消費電力を1000wとした場合。

まず、サブバッテリーの容量の半分の使用を大前提とします。

これは、サブバッテリーが半分以上使うと寿命が大幅に短くなる為です。

バッテリー保護の考え方ですね。

  1. 100Ahの半分で50Ah。50Ah×12V=600Wh
  2. 600Wh×0.8=480Wh
  3. 480Wh÷1000Wh=0.48時間

劣化していない新品のサブバッテリーが満タン状態で約30分です。

当然、旅行先でサブバッテリーが満タンというのはあまりない事です。

それに、電子レンジだけでサブバッテリーの電気を半分も使っちゃうと、その他の電化製品が一切使えなくなっちゃいます。

電子レンジ設置費用

電子レンジ自体は1万円もだせばお釣りがきます。

けれども、重くのしかかるのがサブバッテリー代となんといっても正弦波インバーター代。

しっかりしたものを付けようとすると、設置費込みで大体プラス15万はかかっちゃいます。

1万円でお釣りがくる電子レンジに15万円の価値はあるのか。悩みどころではありますね。

結局電子レンジは必要?

実際、コンビニも増え、モバイルバッテリーも充実した世の中。

電子レンジを設置しないという人も増えてきているみたいですね。

結局必要ではないけど、あれば使うって人が大多数かもしれません。

とりあえず無しで1年過ごしましょう。

もし欲しくなれば、後付けするのがベストではないでしょうか?

どうしても電子レンジが欲しくなったら、こういった商品で試すのもありかもしれません。

暖めるのに時間はかかりますがインバーター・サブバッテリーを付けるよりは安く上がります。

キャンピングカーの設備は基本高価なものが多いです。
しっかり優先順位を決めて財布と相談しながら決めましょう。
関連記事

どうもときパパです。初めてのキャンピングカー選び。ディーゼル車を選ぶか豪華な設備を付けるか。限られた予算の中で何を選ぶかは切実な悩み。この記事では、設備を選ぶときに大切な優先順位。さらには押さえておきたいポイントを紹[…]

広告