バンコンを車載ジャッキで安全にタイヤ交換する方法。スーパーロングハイエース。

どうも、ときパパです。

スーパーロングワイドのハイエースを使用したバンコン。通常の車より大きくて何より重たい。

車内のゆったり空間を生み出すその重たさとデカさ故、タイヤ交換をお願いしたら特別料金がかかることも。

そんなハイエースキャンピングカーのタイヤ交換って自分で出来るの?

実は、やり方さえと注意点さえ覚えれば、車載ジャッキで簡単に出来ます。

ということで、実際にバンコンのタイヤ交換をやってみましたのでご紹介。

目次

ハイエースキャンピングカーバンコンの大きさ

ハイエース最大のボディサイズを誇るスーパーロングワイドハイルーフ。

全長5380×全幅1880×全高2285の大きなボディ。

居住空間としては頼もしい限りですね。

けれどもその大きさ故、重さは何と2000キロを余裕でオーバーの横綱級。

タイヤ交換をやるのもちょっとビビってしまう大きさと重さですよね。

けれど、タイヤ交換のルールさえ覚えてしまえば、全く問題なし。

いざという時の為にもタイヤ交換のやり方くらいは覚えといた方が何かと良いよ。

バンコンのタイヤ交換に必要なもの・便利なもの

タイヤ交換に必要なもの・あったら便利なものはこちら

  1. 車載ジャッキ
  2. 輪留め
  3. トルクレンチ
  4. クロスレンチ

ジャッキと輪留めは車載のもので十分可能。

トルクレンチとクロスレンチは、出来れば購入しておこう。とくにトルクレンチは精神安定剤。

トルクレンチを使用せずにタイヤ交換をした場合、脱輪が怖くて大抵オーバートルクに。

因みに我が家のトルクレンチとクロスレンチはこちら。

このトルクレンチは薄口のナット付きなので色々と便利。

タイヤ交換の注意点

ということで、まずはタイヤ交換の注意点を。

  • 車載ジャッキは簡単に倒れる
  • 必ず平坦なコンクリート・アスファルトの上でやる
  • サイドブレーキ・シフトレバー『P』を確認する
  • 輪留めをジャッキアップするタイヤの対角線上のタイヤにセットする
  • パワースライドドアをオフにする

以上がタイヤ交換時の注意点。守らないと大けがどころか命に関わる事も。

車載ジャッキは簡単に倒れる

まずは、これ重要。車載ジャッキは間違った使い方をすると簡単に倒れるということを意識すること。

という事は間違った使い方をすると命の危険があるという事。

とはいえ、いざという時の為に車載ジャッキは搭載されています。

使い方をしっかり覚える事は、素敵なキャンピングカーライフに必要な事。

必ず平坦なコンクリート・アスファルトの上でやる

タイヤ交換は必ず平坦なコンクリート・アスファルトの上でやろう。

間違っても柔らかい土の上やぬかるみ。斜めな場所でやらないこと。

タイヤがパンクして交換する時も同じ。

タイヤ交換に適した場所まで車を移動させよう。

サイドブレーキ・シフトレバー『P』を確認する

車が動かないようにするために、サイドブレーキをシフトレバーをPにしてタイヤ交換すること。

まー、これはタイヤ交換だけじゃなく車を停駐車させる時の基本ですね。

とはいえ、ひょっとしたら忘れてたなんて事もあるかもしれません。

念のため、タイヤ交換前はサイドブレーキをシフトレバーの確認を忘れずに。

輪留めをジャッキアップするタイヤの対角線上のタイヤにセットする

実は車のサイドブレーキは後輪にしか効いてません。なので後輪をジャッキアップするときは無意味な存在。

さらにFR車と言われるハイエースの2WDはギアをパーキングに入れても、こちらも同様後輪だけロックされている状態。

なので、2WDのハイエースだった場合、サイドブレーキもパーキングも前輪には全く関係ないって事。

輪留めをしていない場合ジャッキアップした瞬間・・・。

車が動かないようにするために、対角線上のタイヤにはしっかりと輪留めを。

パワースライドドアをオフにする

ハイエースの取り扱い説明書より。

パワースライドドアが動いて指や手などを挟むおそれありとの事。

実は、パワースライドドアって結構重たくて10キロあります。

さらに寒冷地仕様にしたディーゼル車の場合30キロの重さ。

まー、ジャッキアップの時に動かれても困りますし、ここは素直にOFFにするようにしよう。

ハイエースキャンピングカーのタイヤ交換

タイヤ交換時の注意点が理解出来たらお次は実際にタイヤ交換をしてみよう。

ということでここからは、スーパーロングハイエースのタイヤ交換を写真付きでどうぞ。

これ通りにやっていけば問題なく出来ますよ。

車載ジャッキの取り出し

まずは、車載ジャッキ本体を取り出そう。

ハイエースの車載ジャッキはスライドドアを開けたところにある扉の中にあります。

突っ張り棒のように、通常は動かないようにつぱって収納。

手でくるくる回して車載ジャッキを短くして取り出そう。

車載ジャッキをまわす棒は、トイファクトリーの場合は座席の下に収納。

ここら辺はビルダーさんによって違うと思うので要確認。

とはいえ、大体は座席の下に収納されていると思うよ。

ジャッキポイントにジャッキが当たるところまで、ジャッキを伸ばす

車にはジャッキアップポイントと言われるジャッキをセットする位置があります。

これを間違えると、変形してしまう事に。

説明書をみれば書いてあるので迷う事はないとは思いますが、ハイエースのジャッキアップポイントはこちら

前輪を持ち上げるときは、この丸いところにジャッキの先端をあてて持ち上げます。

比較的わかりやすい形していますので、迷う事はないかと。

お次に後輪を持ち上げるときは、このボッチがついてる場所にジャッキの先端を押し当てます。

間違っても手前のネジなどに押し当ててしまわないように。ひん曲がるよ。

この場所にジャッキの先端があたるように、ジャッキを手でまわして伸ばそう。

補助工具を付けて、少しだけジャッキを上げる(1センチ程度)

ほんの少し。約1センチ程度ジャッキを上げます。

ここではまだタイヤが地面に設置している状態にしておくこと。

そうしないと次の工程でタイヤがくるくる回ってメンドクサイことに。

ほんの少しだけタイヤにかかってる負荷をとりのぞいてやるイメージです。

ホイールナットを薄口クロスレンチを使って半時計回し

半時計回しにクロスレンチをまわすと、ホイールナットがするとゆるくなります。

これでOK。これ以上ゆるめるとタイヤに変な負荷がかかってしまうのでNG。

ちなみにこのホイールナットは緩めるときも締めるときも対角線上に行う事。

数字で表すとこんな感じ。

斜めからの力が加わったり、変な力が入らないようにするために対角線上に行う。

これとっても大切。

タイヤの下に手が入るくらいまでジャッキアップ

ホイールナットを全て緩めおわったら、ジャッキアップしよう。

あまり高く上げても、タイヤを持ち上げるのがめんどくさくなるばかりか、ジャッキもどんどん不安定になります。

かといって、タイヤが地面擦れ擦れすぎると、タイヤが地面にこすったりなにかと不便。

ジャッキアップの基本は、最低限の高さまで。目安は手が入るくらいの高さまで。

因みにハイエースの車載ジャッキはかなり優れもの。

油圧ジャッキなんかに比べると多少の力は要るものの、滅茶苦茶重たいってわけでもなく。

年に1~2回のタイヤ交換くらいなら、車載ジャッキで十分という意味が理解できるはず。

ホイールナットを手で外す

お次はホイールナットを手で外そう。

めんどくさければ、クロスレンチで一気に外しても良いのだが、手で外すとなにかしらのトラブルに気付ける可能性あり。

クロスレンチで外すと、簡単に外せるので多少のトラブルなんてなかったことに。

タイヤやナットなどの状態をしるために、手で外す事をおススメ。

タイヤをまっすぐ水平に引き出す

いよいよタイヤを取り外します。

ハイエースのホイール付きのタイヤって結構重たくて20キロは超えます。

なのでタイヤはしっかり足腰を使って持つ意識を。

ヒザを曲げ、左手はタイヤの下側面。右手は右側面を支え、出来るだけ真っすぐ引き抜きます。

外したタイヤを車の腹下に入れる

車が倒れた時の為に、外したタイヤは車の腹下に入れておきます。

ちなみに、一番最後に交換するタイヤをはじめから入れておくのも一つの手。

タイヤを外した瞬間にジャッキが倒れたなんて事にも対応出来ます。

自分の体だけはしっかり守る癖を付けよう。

ハイエースキャンピングカーは、軽く2000キロを超えるよ。

交換するタイヤをはめ込む

ここからは、タイヤ取り付け。

まずは、ホイールのナットホールをハブボルトに合わせて差し込みます。

こちらも重たいタイヤの持ち方の基本を大切に。

右手をホイールの上部に入れ、左手はタイヤの下から持ち上げる。

腰でもつのではなくて、足とヒザで持ち上げるイメージを。

ホイールナットを一番下から手で取り付ける

ホイールの下側を押し込んで、一番下からホイールナットを手でくるくる回して取り付けます。

これは必ず手で行うことが大切。

クロスレンチで一気に締めると、斜めだろうが曲がってようが無理やりナットを締めてしまう事に。

手でやってもクルクル入っていくのがホイールナットの基本。

固い場合は、何かがおかしい。もう一度ナットを外して締めなおそう。

手作業で全てのホイールナットを置くまで取り付けます。

クロスレンチを使って仮締め

ここからはクロスレンチの出番。

クロスレンチを使って、ホイールナットを平均的に少しずつ仮締めします。

まだタイヤと地面が離れている状態のここではあくまでも仮締め。

手で軽く締めこんでクロスレンチが止まったところから、クロスレンチをパンパンって叩いてやるぐらいの力で十分OK。

ここの仮締めもかならず

対角線上に行っていこう。

ホイールナットは緩めるときも締めるときも対角線上。これ基本。

ジャッキから車を下ろす

車をジャッキから降ろすときは、ゆっくりとおろすこと。

持ち上げる時とは違い、車の重さも加わって通常の力で緩めるドン!!

力加減が分かるまでは、これでもかというくらい軽い力で緩めよう。

まだホイールナットは仮締め状態ってことを忘れずに。

トルクレンチを使ってホイールナットを本締めする

車を地面に下ろしたら、ホイールナットをトルクレンチを使って本締めします。

因みにハイエース、スーパーロングのナットは100N・m(1020kgf・cm)の力で締め付ける事が必要。

この100N・mという力は、ナットに1メートルのレンチをかけて、そのレンチの先端に10キログラムの重りをのせた時にナットにかかる力の事。

長さ(M)×重さ(N)って事ですね。

思いの外軽い力で締め付ける事が出来ます。

トルクレンチを使わないと、大抵がオーバートルク。

約1000キロ走行した後は、再度ナットを締めつけよう

約1000キロ走行した後は、再度ナットを締めつけてゆるみがないか確認すること。

これ、自分でタイヤ交換してる人だから意識できる重要な事。

お店でタイヤ交換してもらってる人で、ここまでしっかり行うって人はなかなかいないのでは?

ただでさえ重たいハイエーススーパーロングのキャンピングカー。

長距離走ることも当たり前な車だけにしっかり意識しておきたいポイントですよね。

タイヤの保管方

ここからはタイヤの適正な保管方法をご紹介。

安全の為にも、タイヤを長持ちさせるためにも、是非行っておきたいことばかり。

タイヤ交換は、適正に保管するまでがタイヤ交換。

タイヤを洗おう

キャンピングカーでウインタースポーツを楽しみまくった。

雪山での車中泊もキャンピングカーならでは。

けど、冬の間酷使し続けたタイヤは塩カルだらけ。

当然放置しておくと錆びの原因になってしまいます。

タイヤ交換したら、有難うの意味も込めて綺麗に塩カルを洗い流そう。

当然洗い終わったら、しっかり乾かして保管しよう。

タイヤの空気は少し抜く

ホイール付きのままタイヤを保管する時は、おおよそ半分くらいまでタイヤの空気を抜いて保管する事。

そうすると、パンパンに空気が入ったままの状態で保管するより、タイヤの持ちが良くなります。

タイヤの空気の抜き方は、空気を入れる場所にあるボッチを軽く押してやればOK。

次回タイヤ交換をする際は、まず基本の空気圧まで空気を入れてからタイヤ交換をします。

因みにハイエースのタイヤの基本空気圧は、運転席の扉を開けた場所に書いてあります。

タイヤは紫外線を避けて横向きに保管

タイヤの保管場所は、雨があたらなく湿気も少なく直射日光が当たらない場所がベスト。

倉庫とかがあれば良いですが、なければベランダなどに雨や日光を当たらない工夫をしてしまおう。

タイヤの保管向きは横向きがベスト。

空気圧を少なくしたタイヤをたてて保管すると、タイヤに変な癖が付いちゃうかも。

タイヤをローテーションさせよう

参照:グッドイヤーさん

次回のタイヤ交換時に、タイヤをローテーション出来る様に左右前後ろどこで使用していたタイヤかわかるように保管しよう。

袋にガムテープでも貼って、左前輪・左後輪・右前輪・右後輪と書いてやればOK。

次回取り付け時は次のルールを守って取り付ける事。

使用していた場所次回使用する場所
左前輪右後輪
右前輪左後輪
左後輪左前輪
右後輪右前輪

FR車・4WDの基本が上の表のローテーション方法なので、ハイエースキャンピングカーの場合は2WDでも4WDでもこれで問題なし。

ただし、方向性を持つタイヤ(タイヤに矢印が書いてある)を使用中は、タイヤの回転方向が決まってるので左右は固定。

前輪と後輪を交換するだけにしよう。

まとめ

ハイエーススーパーロングワイドのタイヤ交換。

ルールと注意点を守れば、車載ジャッキを使っても簡単にすることが出来ます。

長く乗るキャンピングカーだからこそ、もしもの時の為にタイヤ交換は自分で行うことをおススメ。

是非チャレンジしてみてください。