どうも、ときパパです。
キャンピングカーのサブバッテリーの寿命っていったいどれくらいなのでしょうか?
実は一概に言えない問題なのです。それは使い方によって全く違ってくるから。
もし、サブバッテリーの寿命を少しでも長くさせたいと思っているなら、このページを読んで実践してください。
そうすれば、最低でも5年はもってくれるはずです。
サブバッテリーとは
キャンピングカーのサブバッテリーとは、車内で電化製品を使うときに使用する電気を貯めておくバッテリーの事です。
車にはもともと、エンジンを動かしたりするためにメインバッテリーが積まれています。
しかし、このメインバッテリーで電化製品を使うとバッテリーを痛めたり、いざという時にエンジンがかからないなんてトラブルがおきかねません。
なので、メインバッテリーとは別にサブバッテリーを搭載してこちらで電化製品を使うようにします。
サブバッテリーがないキャンピングカーは、ただの車です。
サブバッテリーの問題とは
キャンピングカーで一番頭が痛いのがこのサブバッテリー問題。
特に、電子レンジやエアコンを使用する予定の人は要注意です。
フル活用するとどうしても電力不足の問題が起きます。特に連泊になると大問題。走行充電だけではカバーしきれません。
オートキャンプ場だけを利用すれば良いんですけど、せっかくのキャンピングカー。色んな場所に行きたいじゃない。
となるとアイドリングや発電機を使う人が出てきます。だって電気が無いんですもの。
けど、これ周りの人には大迷惑。日本の夜は結構静か。
その中でアイドリングならまだしも発電機なんて使えませんって。普通の神経してたら。
サブバッテリーを制するものがキャンピングカーを制す
この電気問題は、こんなはずじゃなかったって後悔が生まれやすい部分です。
自由を求めて購入したキャンピングカーが、電気すら自由に使えないなんて。
真夏にエアコン付きのキャンピングカーで出かけて、2日目にエアコン使えなくなったら
やっぱりショックです。高いキャンピングカーだけに。
キャンピングカーは電気との闘いです。家のようにはいきません。
サブバッテリーを長持ちさせるコツ
サブバッテリーの寿命は約3年と言われています。が、使い方次第で5年以上は使えます。
1台数万円するサブバッテリー。年間コストを下げる為に是非実践してください。
- 高い負荷をかけない
- バッテリー残量に気を付ける
- なるべく早く満充電にする
- ガジェット類の充電は、走行充電
- 使用しない場合はインバーターを切る
高い負荷をかけない
- 高い負荷がかかる電子レンジ
- 起動電力の高い冷蔵庫
- 起動電力の高いエアコン
これらを使用する際は、必ずエンジンをかけてから。
もちろん周囲に迷惑がかかるのであればやめておきましょう。
バッテリー残量に気を付ける
バッテリーは出来る限り減らさない状態でキープしておけば、その分寿命が延びます。
なので、バッテリー残量40%とか50%とか60%とか。
自分の我慢できる範囲でキープする容量を決めてそれを守ることが大切です。
特に完全放電には注意が必要です。自然放電でも完全放電してしまうとバッテリーは駄目になります。
なるべく早く満充電にする
上記理由と同じですね。バッテリーは出来る限り減らさない状態でキープすることが大切。
自宅に帰ったらまずは外部充電を利用して、バッテリーを満充電にしましょう。
旅行先なんかでは、ソーラーパネルなんかは結構役に立ちます。
ガジェット類の充電は走行充電
スマホ自体の消費電力は大したことありませんが、これを充電するためにインバーターをONにする必要があります。
インバーターには待機電力というものが存在します。
不必要にインバーターをONにするということは、
サブバッテリーの電気を食べ続けてる状態になっちゃいます。
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使用しない場合はインバーターを切る
これも上記理由と同じですね。
自宅の車庫でもインバーターつけっぱなしなんて話も聞きますが、それで完全放電になってしまったら目も当てられません。
旅行先でも夜は出来る限りインバーターはOFF。
走行中にモバイルバッテリーを充電してやって、夜にスマホの充電はこのモバイルバッテリーから。
こういった使い方が必要です。
ディープサイクルバッテリーとは
現在のサブバッテリーの主流は、ディープサイクルバッテリーといわれるものです。
車載のバッテリとは違って電気を使い切ってもバッテリーの性能が損なわれにくいと言われてるバッテリーです。
- メンテナンスが楽
- 繰り返し使用可能
- 深放電に強い
このような特徴があり、重宝されてきました。
リチウムイオンバッテリー
現在、電気自動車でも使われる新しいバッテリーです。
近い未来にこのリチウムイオンバッテリーが格安で販売されるかもしれません。
そうなってくると、キャンピングカーはさらに自由になれるはずです。
- 軽量
- 長寿命
- 放電能力が高い
- 急速充電が可能
ただし、リチウムイオンバッテリーはリスクは大きいのも事実です。
取り扱いを間違えると重大な事故をおこします。
手のひらサイズの小型リチウムイオンバッテリーでも車両1台を燃やしてしまうことも。
自動車メーカーが10年頑張って、ようやくリチウムイオンバッテリーの電気自動車が登場してきました。
キャンピングカーに搭載しても安全と言われるリチウムイオンバッテリーの登場はまだ先かもしれませんね。
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