AlpineナビにAQUOSを繋いで、お安く後部座席のテレビ環境構築。

どうも、ときパパです。

ハイエースキャンピングカーに、Alpineナビの後部座席用モニターどうしようか。

Alpineさんから出てるモニターは高いし、キャンピングカーならではの不具合が色々と。

それならばと、キャンピングカーならではの特徴を生かして、自分で取り付けてみました。

これが大正解。ビルダーさんに10万超えるお金払うなら、ぜひ試してほしい方法です。

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Alpineナビ、ハイエースビックX11

ハイエースにつけたAlpineナビ。

11インチとカーナビのサイズとしてはめちゃくちゃ大きい。

運転もしやすいですし、ナビも良く見えますし、高かったけど付けて良かった装備の一つ。

けど、ここに後部座席でもテレビを楽しめるようにするには+15万程度の出費。

まぁ、こんだけ大きいナビですし後ろの人も一緒の画面で楽しめばいいでしょうと後部座席はモニターを付けませんでした。

けど、これが間違い。

運転中はナビ画面を見たい運転者と、テレビを楽しみたい後部座席の子供達。

一応、案内ポイントに来たら、半分ナビ、半分テレビにはなってくれるのですが、半分だと5インチ。小さいよ。

やっぱり後部座席にもテレビシステムが要りますわ。

Alpineさんの後部座席用モニター

まず、はじめに考えたのが、後部座席用のモニターを購入すること。

Alpineさんどうしでつなげば問題も起こりにくいでしょうし、安心。

けど、それも間違い。すぐに問題点に気付きました。

天井取り付け型リアビジョン(フリップダウン式)

ハイエースの屋根に取り付けるタイプのリアビジョン。

実際後部座席に乗ってみたらわかるのですが、天井にテレビって首が痛くなります。

通常の高さの車ならまだしも、ハイエースのハイルーフですよ。

そして、もう一つ問題が。

カーテンレールが邪魔で付けられない・・・。

運転席・助手席後ろにつけたカーテンのレールが天井に着いてるのですが、これが干渉してつけられない。

ヘッドレスト・アーム取り付け型リアビジョン

運転席のヘッドレストに取り付けるパターンのリアビジョン。

ってこれもNG。何故なら、カーテンが付いてますから!

カーテン閉めたら全く見えません。

カーテンを切ったら対応できそうですが、流石にちょっと・・・。

解決策は、据え置きモニターとナビを繋ぐこと

考えた結果、KCU-620RVというリアビジョンHDMIケーブルを使って、据え置きのモニターと接続してやる事。

キャンピングカーのビルダーさんは結構この方法でやってるんじゃないかな?

自分でやれば、ケーブルの部品代1万円以下。モニターも数万円。

ついでに、左のKCU-Y620HUという、スマホとAlpineを繋ぐケーブルも取り付けることに。

このKCU-Y620HUを取り付ければ、スマホの映像をHDMI接続でナビに流せるので、YouTube好きな家庭やホームビデオの鑑賞会にも重宝。

という事で、写真と合わせて取り付け方をどうぞ。

流れとしては

  1. モニターを外す
  2. ハイエースの内張りを外す
  3. グローブボックスを外してKCU-Y620HUの取り付け
  4. ナビ本体にKCU-620RVとKCU-Y620HUを接続
  5. 全てもとに戻す

Alpineナビ、ビックX11のモニターの取り外し方法

まずは、ナビのモニターとハイエースの内張りが干渉するので、モニター外しから。

モニターを倒すと見えてくる後ろにあるネジを2か所外します。

ネジで止まっていた目隠しカバーを取り外したら

ディスプレイ検出プレートを外します。

モニターは、2か所の端子保護カバーのフックで引っかかってるだけ。

破損しないように優しく引っかかりをとってやると、簡単にモニターを外せます。

これで、ハイエースの内張りを外すことが出来るようになりました。

ハイエースの内張り外し

ハイエースにナビを取り付けるときに必要な内張りはがしは2か所。

手でも取り外すことは出来ますが、心配な方は内張りはがしを利用したほうが簡単。

車に常備しておけば何かと便利なんで1つ購入しておくことをおススメ。

まずは、助手席の扉を開けたら見えるこちらの内張りを外します。

小さい内張りなんで、引っ張れば簡単に外せます。

内張りはがしのコツは真っすぐ引くこと。変な方向に力は入れないようにしよう。

続いて

助手席前の内張りを外します。

爪が8か所くらいあったと思うので、真っすぐ引いてひとつずつ外して行こう。

するとこんな状態に。

グローブボックスを外して、KCU-Y620HUの取り付け

お次はKCU-Y620HUの取り付け。

まずは、グローブボックスを取り外します。斜め上方向にひっぱると簡単に外せます。

グローブボックスを取り外したら、手を突っ込んで

〇印のスイッチカバーを後ろから外します。

因みにスイッチカバーは、写真のように後ろから爪をつまむと外すことが出来ます。

爪は上下にあるのでしっかりつまんで、外すときにしっかり力を入れて押してやらないとなかなか外れない。

この空いた場所にKCU-Y620HUを表からコードを入れてやれば、OK

USBの文字が逆なのが気になるが、パッケージも同じように逆だったのでそういった仕様なのかもしれない。

ナビ本体にKCU-620RVとKCU-Y620HUを接続

Alpineナビは、ナビ裏から見て右側が、像出力用。左側が映像入力用。

そして、KCU-Y620HUは映像を入力する側の左側。

KCU-620RVは、映像をナビから出す必要があるので右側に差し込みます。

ナビゲーションに付属していたケーブルを一番左の■の場所に(トイファクトリーさんの場合、差し込んだ状態で納車された)

KCU-Y620HUのHDMI端子から伸びてる線を左から2番目の■に差し込みます。

そして、一番右の■にKCU-620RVの“HDMI Type-E to A”のケーブルを差し込んでやれば、ナビ裏は準備OK。

HDMI Type-E to Aケーブルの先は、HDMIケーブルの「HEAD UNIT」の刻印がある側と繋ぎ合わせれば完了。

HDMIケーブルはお好きな場所から出そう。

全てもとに戻す

後は、逆の手順で内張りやらモニターやらを戻してやればOK。

注意点としては、モニターを戻す際にディスプレイ検出プレートを取り付けしないと、ナビの電源が入らないので注意が必要。

また、モニターなど高価な部品を落とさないように気を付けよう。

後部座席用モニターの選別

Alpineナビ、ビックX11からHDMIケーブルを引っ張ってきたらお次は後部モニターとの接続。

モバイルディスプレイEVC-1506

我が家が最初に後部モニターとして選んだのは、モバイルディスプレイEVC-1506

標準HDMIにタイプCケーブルにMiniDP。

入力端子の多さが魅力で、テレビが無い場所でゲームをする時や、テレビ会議の時などめっちゃ便利。

因みにモバイルディスプレイが1つあると、ノートPCでの仕事のスピードが格段に上がる。

けれど、残念無念。NO SUPPORTの文字が。

シャープ19インチ 液晶テレビ

という事で、やっぱり餅は餅屋。

テレビは頑張れニッポンでシャープさんのAQUOSにすることに。

机の上に滑り止めを挟んでおいてるだけのテレビ。

運転中が心配でしたが、全く問題なく使えてます。

簡単に取り外せるテレビだと、キャンプの時外でテレビを使うなんてことも簡単。

これぞ令和のキャンプ風景。

オリンピックとかワールドカップとか、キャンプ場で焚火にあたりながらスポーツ観戦するのがちょっと楽しみ。

AlpineナビとAQUOSTVを声でチャンネル変更

通常のテレビとは違って、ナビの映像を映してるだけなのでテレビのリモコンは使えません。

なので、普段は声でチャンネル変更を利用。

3歳児の声だと流石に厳しいですが、小学生くらいの子供の声からはしっかり認識してくれるのでありがたい。

これで、普段はナビで道案内。AQUOSテレビで好きなチャンネルを見ることが出来るように。

まとめ

キャンピングカーのテレビシステムって、ビルダーさんで付けようとしたら10万を軽くこえてきます。

ちょっとの勇気とやる気さえあれば、だれだって出来ちゃうテレビの設置。

是非チャレンジしてほしい。

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