どうも、ときパパです。
キャンピングカーにソーラーパネル。
決して安い買い物ではありませんので取り付けを迷う方も多いと思います。
今回は私がソーラーパネルを取り付けた理由と実際につけてみて思う事をご紹介。
ソーラーパネルを付けたたった1つの理由とは?
実際に使ってみてどうなの?
後悔しないキャンピングカー選びの参考にどうぞ。
ソーラーパネルとは
ご存じ太陽光発電。太陽の光を電気に変えてサブバッテリーに充電することが出来ます。
キャンピングカーに搭載すれば、キャンピングカーを駐車中も自然とバッテリー充電がされる優れもの。
けれども発電量はそこまで多くはなく、これだけで例えばクーラーを使うことが出来る電気を賄うのはちょっと厳しいのも事実。
あくまでも補助的な意味合いが強いかもしれません。
ちなみに写真は、我が家の愛車トイズボックス540についてるソーラーパネル220Wのもの。
補助的とはいえ、使用するのが冷蔵庫くらいの電気なら十分効果を感じ取れます。
キャンピングカー ソーラーパネル以外の充電方法
キャンピングカーのサブバッテリーに充電する方法。ソーラーパネル以外では2つあります。
- 走行充電
- 外部充電
我が家のトイズボックス540には2つとも充電方法が備わっているので、実際使ってみて思う事や感じる事。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介。
走行充電
名前の通り走行するエネルギーを電気に変え充電する走行充電。
ちょっとブレーキがかかった状態とでも言うのでしょうか。
例えるなら昔の自転車の電気。タイヤが重くなるあれ。
アクセル踏んでる時はもちろんないですが、下り坂になるとちょっと重くなって“あぁ、発電してるな”と感じることが出来ます。
因みに、我が家にはトイズボックスともう一台実は電気自動車がありますがこちらでも同じような感じ。
メリットをまとめると
- 走れば昼夜問わず発電することが出来る事
- ブレーキで無駄にしていたエネルギーを有効活用出来る
デメリット
- 走らないと充電しない
当然ですね。けど、これが本当にデメリット。
走行充電だけに頼ると、ガソリン代がかかって仕方ありません。
特に連泊するつもりなら、走行充電だけに頼るのはやめておきましょう。
外部充電
外部の電気を使うやり方です。いわゆるコンセントから車内に電気を運ぶやり方。
やはり、外部充電が最強です。外部充電が完備されているキャンプ場なんかは、クーラーも一晩中使えます。
また、トイファクトリーさんの外部充電は、インバーターの大きさに関係なく、外部充電を利用中は1500Wまで電気を使用することが可能。
500Wのインバーターしか積んでないけど、ドライヤーが使いたいよ。
そんな時は外部充電を利用すればOK。
外部充電のメリットは
- 電気事情は外部による。結構使える場合が多い。
- コンセントをさすだけの簡単利用
- 自宅での駐車中に充電が出来る
デメリットは
- コンセントを刺す場所がなければ使えない
- マンションなどの駐車場では使えない場合が多い。
一軒家だと良いのですが、マンションやちょっと離れた場所に駐車場がある場合は、普段利用できないのがネックですね。
それでもやはり使える電気は、最強です。
走行充電 | 外部充電 | ソーラーパネル充電 | |
メリット | 昼夜問わず走行すれば充電可能 | 使える電気量が大きい | 何もしなくても発電してくれる |
デメリット | 走らないと充電しない | 外部に設備が必要 | 夜や天気が悪いと、ただのお荷物 |
ソーラーパネルのメリット
ソーラーパネルのメリットは、上で書いたソーラーパネル以外の充電方法の走行充電と外部充電のデメリット、ダメな部分を補ってくれる事。
たったそれだけ?
いえいえ、これが実際につかってみると本当に大きなメリット。
- 駐車中に発電してくれる
- サブバッテリーの保護に役に立つ
- 震災の備えになる
駐車中に発電してくれる
例えば、目的地から目的地が近くて観光を目的にした旅の場合。
少し走って次の目的地みたいな旅のプランだと走行充電はそこまであてに出来ません。
外部充電なんて旅の途中にある方が少ないです。
そんな時でも、ソーラーパネルがあれば観光中に発電することが可能なんです。
あぁ、ちょっとメモリが減ってるなって時でも、観光から帰ってきたらメモリ満タン。
冷蔵庫くらいの電気なら本当に気兼ねなく使えます。
サブバッテリーの保護に役に立つ
サブバッテリーを長く使う上で一番大切な事は、充電を減らした状態で長く置いておかないこと。
出来る限りフル充電の状態を保つ事。
そうなんです。つまりソーラーパネルはサブバッテリーの寿命を延ばすことが出来るんです。
詳しくはサブバッテリーの記事でご紹介していますが、サブバッテリーは結構高価なもの。
交換頻度が少なくなればそれだけで家計には役立ちます。
近所に出かけて車中泊。外部充電使えないからちょっと遠回りして帰るか。
こんな無駄な事をする必要がなくなります。
震災の備えになる
ソーラーパネルの最大で唯一無二のメリット。
そして、我が家がキャンピングカーにソーラーパネルを付けようと決めたたった1つの理由。
それが、この震災の備えになる点。いざという時に家族を守る車になるかもしれないからなんですよね。
阪神淡路や東北や九州。いたるところで起こりうる震災。
車中泊で避難してた方がエコノミークラス症候群でお亡くなりになったなんてニュースも流れます。
キャンピングカーは、そんないざという時に家族を守ってくれる車になると思ってます。
そんな時に電気が少しでも使えたら。
真冬だったらFFヒーターを動かすことも出来ます。真夏でも扇風機を動かせるかもしれません。スマホの充電だって出来ます。
ソーラーパネルのデメリット
お次はソーラーパネルを付ける際に気を付けないといけないデメリットをご紹介。
我が家もこれで本当に悩みました。
- 太陽の光があたらないと使えない
- 初期費用が高い
太陽の光があたらないと使えない
晴れてる時にしか使えないソーラーパネル。晴れてても太陽の光があたらないと使えません。
実際、我が家は車庫がありますので、駐車中の発電は不可。
そうなってくると、太陽光のメリットが普通の人より少なくなってしまいます。
結局家に帰ったら外部充電で電気を補充する生活をしてますので、旅行中しかソーラーパネルの恩恵にあずかれず。
まぁ、車庫は車を長持ちさせる上では必要なものなので仕方ありませんが。
初期費用が高い
20万を超えるオプションのソーラーパネル。
いくら高価なサブバッテリーの保護に役立つとはいえ、それだけで元を取れるとは到底思えません。
自分で取り付ける事も出来ませんし、これが本当に大きなデメリット。
もう少し安くなってくれれば有難いですね。
ソーラーパネルを付けた方が良い人・付けなくて良い人
ソーラーパネルを付けるかどうかは、最終的にはその人の旅のスタイル次第。
スタイルによっては全く必要ない場合もありますし、ないと激しく後悔する場合もあります。
ということでここからは、ソーラーパネルを付けた方が良いと思う人・付けなくても良いと思う人を書いてみようと思います。
ソーラーパネルを付けた方が良い人
- 家の車庫で外部充電が取れない人
- 一週間程度の旅を考えている人
- スキー場など同じ場所に留まる事が多い人
- 震災に備えたい人
マンション住まいなどで外部充電が取れないということは、走行充電に頼らざるえません。
わざわざ旅の終わりに、サブバッテリーが満タンになるまで遠回りしてくるのも疲れます。
それでも、どうしてもソーラーパネルは載せたくないよって人は、ポータブル電源で外部充電をするって裏技もあるそうですよ。
ソーラーパネルを付けなくて良い人
ソーラーパネルを付けなくても後悔しない人は、先ほどと逆ですね。
駐車場にコンセントがあり、2泊くらいの旅を考えてる人。震災の備えは別にあるような人。
サブバッテリーの容量にもよりますが、おそらくソーラーパネルの必要性はありません。
付けなくても後悔しないと思います。逆にただ単に重心が高くなるだけで後悔しちゃうかも。
実際にトイファクトリーのソーラーパネルは走行が不安定になると感じたことはありませんが。
我が家が実際にソーラーパネルを付けてみて
実際にソーラーパネルを付けてみて思う事。
やっぱりソーラーパネルはキャンピングカーに必要だと思います。
特に例えばスキー場の駐車場で連泊する時など外部充電を頼れない時。
わざわざ電気を貯めるために雪道を走行するのも嫌ですし、サブバッテリーの寿命を気にして電気をそこまで使えなくなるのも嫌です。
雪山でも冷蔵庫にFFヒーターにテレビ。やっぱ使いたいじゃない。
一週間など長期旅行を考えてるのであれば絶対に必要です。ソーラーパネルがあるだけで、大分精神的に楽になります。
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まとめ
キャンピングカーにソーラーパネル。
使い方次第ですが、ひょっとしたら無いと後悔することになるかも。
それだけ優先順位は高く見積もって良いオプションだと思いますよ。
キャンピングカーを使ってどういった旅をするのか?しっかり想像して選んでください。