どうもときパパです。
キャンピングカーの寝具はどうしようか?そんな悩みを持ってませんか?
人生の三分の一を占める睡眠には、やっぱり拘ったほうが良いです。旅の楽しみ具合が全く違います。
けれども、ただお金をかければ良いってわけでもなくて。
今回はそんなバンコンタイプのマットレスの選び方について。
初めからしっかり拘らないと、安物買いの銭失いになってしまうかもしれませんよ。
我が家は自作しましたが、結構おススメできます。
キャンピングカーバンコンのベッドの特徴
寝心地に拘って作られたキャブコンと呼ばれるキャンピングカーとは違って、バンコンタイプのキャンピングカーの常設ベッドのマットには、実際使ってみると構造上大きな欠点が3つあります。
それが、
- 狭い
- 形がいびつ
- 硬い
って事。
これが結構厄介な問題でして。ここを理解して上手にキャンピングカーと付き合う事が大切です。
キャンピングカーのベッドは狭い
キャンピングカーのバンコンタイプって普通の車と比べると、広さは全く違います。
1週間泊まり続ける事も、しっかり拘れば可能です。
けれども、それって普通車と比べての話なんですよね。自分の家と比べたら、それは酷ってもんですよ。
キャンピングカーを選ぶ時も、このベッドのサイズはしっかり確認しておかないと後悔するポイントです。
我が家のトイズボックス540の常設ベッドサイズは180㎝×200㎝。
おしゃれなバンコンもいっぱいありましたが、選んだ理由はこのベッドの大きさ。
家族4人で過ごすためには、妥協できないポイントでした。
けれども罠がありまして。
キャンピングカーのベッドは形がいびつ
ハイエースを改造しているトイズボックス540のベッドの形がこちら。
常設ベッドサイズは180㎝×200㎝とはいえ、普通のベッドと違って長方形ではありません。
なのでここに敷布団をひくと、折れ曲がって無駄なスペースが出来てしまう事に。
180㎝×200㎝という限られたスペースをしっかり使い切るために、どうしてもこのいびつな形がネックになってしまいます。
これをしっかり理解しておかないと、
横180㎝あるから、90㎝の敷布団2枚用意しよう。なんていう間違いがおきちゃいます。
その90㎝の敷布団2枚、敷けませんよ!
無理やり敷布団を詰め込むと、せっかく付けたアクリル窓壊れちゃいますよ!
キャンピングカーのベッドは硬い
ハイエース等を改造して作られるキャンピングカーのバンコン。
限られたスペースを有効活用するためにも、ベッド下は収納スペースになってたりするタイプが多いです。
我が家のバンコン“トイズボックス540”。こちらも、硬くて頑丈なマットを両端の棚で支えている構造。
そうなんです。マットが硬いんです。
試しに何も無しで寝てみましたが、流石に腰が痛くてちょっと駄目でした。
とはいえ、これは人それぞれ。一度掛け布団だけで寝てみるのも良いかもしれません。
このまま利用できるのであれば、それが一番スペースを有効活用出来てるって事ですから。
キャンピングカーの寝具選び
狭い・形がいびつ・硬い
そんな三拍子が理解出来たらお次は寝具選び。
主に寝具は次のどちらかから選ぶことになると思います。
- 寝袋
- 布団
ここは、お好みの問題にはなると思いますが、ときパパ的おススメは断然布団。
やっぱり布団の方が疲れが取れると思うのです。
家でも寝袋で寝てるって特殊なお方以外は、布団がおススメ。
キャンピングカーに寝袋
我が家もはじめは寝袋を使って寝てみました。キャンプで使用していた寝袋があったので、これ使えれば節約になるじゃんって。
けど、どうしても疲れが残るというか腰が痛くなるというか。
寒さはFFヒーターがあるので問題ないのですが、どうしても寝心地が悪いんですよね。
やっぱり寝袋で寝ることに慣れてませんから。
普段の寝心地に少しでも近づけることの大切さを痛感。
けど、寝袋にも良いところはあります。それがスペースを有効活用しやすいってところ。
荷物も少なくなりますし、歪な形のマットも苦になりません。
キャンピングカーに布団
普段の寝心地に少しでも近づける為には絶対布団がおススメ。
旅は睡眠がしっかりとれてこそ楽しいもの。せっかくの旅行先。朝から活発に動きたいじゃない。
となると問題はいびつな形のマット。
普通の敷布団を使っちゃうと、一回り小さい敷布団を用意してやる必要があります。
もう一度言いますよ。
常設ベッドサイズは180㎝×200㎝だから、横90㎝の敷布団を2枚用意してやろう?
その考え、間違ってますから!
超おススメ、キャンピングカーバンコンの寝具づくり
まずは常設ベッドよりも一回り大きいマットレスを用意してやります。
我が家が購入したのはこちらのキングサイズ。
3つ折り出来る機能は、バンコンのマットレスでは必須。
どうしてもマットレスを移動させたりする事もありますからね。
畳めないマットレスだと、寝てる時以外はものすごく邪魔になってしまう可能性がありますよ。
常設ベッドのマットをウレタンマットレスのせてサイズ確認
常設ベッドのマットを外して、カバーを外したウレタンマットの上にのせてみます。
この隙間が余分なところ。
この形のウレタンマットを用意してもらうと結構なお金がかかっちゃうので、今回は自分で切っちゃいます。
ウレタンマットレスに鉛筆で印をつける
カットするところに鉛筆で線を引いていきます。
鉛筆で軽くこすると、ちょうど良い濃さの線が描けますよ。
ウレタンマットレスを包丁で切り落とし
お次は、先ほど書いた線に合わせて、余分な部分を包丁で切り落とします。
包丁ではなくても、カッターナイフなんかでもOK。
注意点は、出来るだけ切れ味するどい刃物を使用しよう。
そうしないと切り口がボロボロになって、ウレタンの粉が出るかも。
ウレタンマットレスにカバーを付けて完成
最後にウレタンマットレスのカバーを戻して完成。
いびつな形のトイズボックス540の常設ベッドにピッタリの高反発ウレタンマットレスが出来ました。
余分なカバーは、隙間に織り込んだら見栄えも全く問題なし。
あとは、お好きな羽毛布団と枕で寝心地ばっちりな常設ベッドの出来あがり。
キャンピングカーの寝具選びまとめ
キャンピングカー、特にバンコンタイプの寝具選びはとっても大切。
狭い空間を有効活用して作られてる常設ベッド。
寝心地は当然の事。その上でこの空間を最大限活かす寝具を選ぶことが大切です。
自作してみるのも一つの手かもしれませんよ!
旅行先で思いっきり遊ぶためにも、妥協しない寝具をお選びくださいね。