どうも、ときパパです。
山口県が誇る日本を代表するカルスト台地。
3億年物年月をかけて作られた秋吉台国定公園を堪能してきました。
見渡す限りの草原に白い岩。
そして、その地下には大迫力の鍾乳洞。その中でも有名な秋芳洞と景清洞を紹介。
自然が作り出す神秘とその力を間近で感じれて良かった。
恐竜もこの大地を歩いていたのかしら?
秋吉台国定公園とは
山口県のほぼ中央部にある日本を代表するカルスト台地。
3億年物年月で作られたそうな。
どこまでも続く草原に、白いごつごつした岩。緑と白がなんとも言えない雰囲気に。
子供が思いっきり走れまわれる場所も数多くあり、やんちゃ坊主にはタマラナイ。
ただし、写真のように岩があるのでそこは注意が必要。
秋吉台国定公園は、この広い草原だけではなく地下にも秘密が。
なんと、この台地の地下には、雨水により石灰岩台地が浸食を受けて作られた鍾乳洞が450もある不思議な場所なんです。
中でも有名な鍾乳洞が、秋吉台国定公園の最南端にある秋芳洞。そして、最北端にある景清洞。
どちらも想像以上に大きな鍾乳洞です。
とにかく鍾乳洞の規模を楽しみたい人は秋芳洞。冒険してる感じが出るのは、化石も探せる景清洞。
好みでどうぞ。
鍾乳石の種類
鍾乳洞に入るなら、鍾乳石の種類を覚えとくと何かと便利。
岩石・石筍・石柱
最低でもこの3つの特徴を抑えとくと、説明を聞いた時に分かりやすい。
岩石
天井からたれ下がった鍾乳石が岩石と呼ばれるもの。
つららを想像するとわかりやすい。ポキッと折ったら、何万年~何億年もの歴史を破壊することになるので注意。
子供にも良く言い聞かせよう。
石筍(せきじゅん)
床から盛り上がった鍾乳石が石筍とよばれるもの。
炭酸カルシウムが解けた水が落ちてきて、床に作られる。
石柱
上の岩石と石筍が対になって発達したものが石柱となる。
上下から成長した鍾乳石が連なったその姿は、見事そのもの。
秋芳洞(あきよしどう)
秋吉台国定公園の南端にある秋芳洞。
秋吉台国定公園を堪能するなら、この秋芳洞がある南から攻めるのが一つの手。
秋芳洞の特徴は、それまでの鍾乳洞の常識が覆されるほどの大きさ。
鍾乳洞自体の大きさは、全長1キロメートル。最終地点の黒谷口まで約20分かかります。
ただでさえ動きにくい鍾乳洞。そのうえ1キロメートル。
なので、動きやすい服装で行くことをおすすめ。特に靴は運動靴で宜しく。
そして、秋芳洞は、鍾乳石自体も大きい。
歴史を感じさせる鍾乳石を堪能することが出来ます。
鍾乳洞どこか一つ入りたいけどって方はこちらの秋芳洞がおすすめ。
秋芳洞は駐車場からちょっと遠くて、10分くらい歩くと見えてきます。
でも、道中は商店街なので結構楽しい。
秋芳洞入口目の前にあるアイスクリーム屋さん。
帰り食べたけど、歩き疲れた体に染み渡る。
日本でもトップレベルの売り上げを誇るアイスクリーム屋さんと予測。
秋芳洞に入洞する際の注意点
洞内は左側一列通行です。
鍾乳洞なんで、狭い道もたくさん。お子様の手はしっかり持ってあげよう。
そして、禁煙。飲食禁止。
3億年もの年月をかけて出来た鍾乳洞。出来る限り自然のままの姿で残そう。
景清洞
景清洞は、全長1.5㎞のトンネル状の石灰洞。洞内は小川が流れてます。
その昔、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の景清にちなんでつけられたそうな。
景清洞に新種のムカデ
因みにこの景清洞では2019年に新種のムカデが発見された模様。
当日も景清洞内でムカデを見つけることが出来てちょっと興奮。
ムカデで興奮したの、生まれて初めて。
景清洞の一般観光コースと探検コース
景清洞の最大の特徴は、一般観光コースと探検コースの2種類のコースが存在していること。
値段は入洞料が中学生以上で1100円。小学生は600円。
探検コースはここに+300円かかります。
一般観光コースは全長700メートルのバリアフリー。明るく比較的歩きやすいコース。
そして、探検コースはさらに奥。一般観光コースの奥の400メートルの照明が全くない真っ暗闇の洞窟を進みます。
途中懐中電灯の明かりを消しましたが、本当に漆黒の闇。目の前が見えません。
けど、3歳児でも楽しくいけましたので、是非探検コースを挑戦してほしい。
ってか、天井が低いので子供のほうが歩きやすい。
あと何気に、探検コースの懐中電灯を片手に化石を探すのが楽しい。
冒険コースを選んだ場合は、懐中電灯とヘルメットと長靴を貸してもらえるので、自分で用意する必要はない。
簡単な説明を受けた後は、自分たちだけで挑戦するぞ。
ここからは、秋芳洞と景清洞の実際の中の様子を写真付きでどうぞ。
ネタバレになっちゃうので、実物で楽しみたいって方は見ないでね。