どうもときパパです。
自然のうさぎに出会える島として有名な大久野島に行ってきました。
火炎放射器で焼かれた毒ガス施設。そこに生息する可愛らしいうさぎ。夜は自然の神秘を感じる海ほたる鑑賞会。
光と影、陰と陽。戦争の恐ろしさと、平和の有難さ。
戦争という言葉が理解できるようになったお子様を是非連れて行ってあげてほしい。
そんな島でした。
大久野島のウサギと毒ガス施設と天空の城ラピュタ
大久野島は、自然のウサギに出会えると人気の島。
広島県は竹原市に属する瀬戸内海の島です。
まるで、天空の城ラピュタを思い出させる廃れた建物。
大久野島にはこういった廃墟が点在しています。
こういった歴史を感じさせてくれる毒ガス施設と可愛らしいウサギ。
陰と陽が人気の島です。
特に、戦争を理解できるようになったお子様なら、なにか感じ取ることがあるかもしれません。
大久野島へ持っていく、ウサギのエサの種類と量
- ウサギの餌(人参・リンゴ・キャベツ等)
- カモメのエサ(パン等)
大久野島への行き方
うさぎ島への玄関口、忠海港(ただのうみこう)の駐車場状況
大久野島へは、うさぎ島への玄関口である忠海港を利用します。
忠海港(ただのうみこう)の切符売り場と土産売り場
切符売り場は、写真のおしゃれな建物の中。
因みにこの建物の中では
切符の他にもウサギのお土産が数多く並べられています。
大久野島のお土産は、帰りの手荷物をギリギリまで少なくする為にもこちらで購入することをおススメ。
出発前の出航時間までこちらで時間をつぶして、目星を付けておいても良いかもしれませんね。
また、ウサギのエサのペレットも販売中。忘れた人はここで買っていこう。
忠海港(ただのうみこう)の出港時間
大体1時間に1本程の出港。ゆとりをもって行動しよう。
詳しい時刻表はコチラから
休暇村客船の料金
休暇村客船の大久野島までの料金は、大人360円、子供180円。
さらに、客船への料金として、写真のキャリーケースは別途120円かかるので注意が必要。
さらにキャリーケースは島内のホテルでは使用禁止。手で持てるだけの荷物で行った方が良かったと反省。
詳しい料金表もコチラから
休暇村客船内での楽しみ方
大久野島を一周してみよう
大久野島は、坂道や山道等もありますが一周3.3キロメートルの小さな島。
でも、小さいと侮るなかれ。
持ってきたウサギのエサを片手に歩いてると、人懐っこいかわいいウサギ達が駆け寄ってきてくれます。
また、色んなは毒ガス施設も見学できて、楽しみ方は無限大。
我が家は、8歳児と4歳児の4人家族。それで、およそ3時間近くかかりました。
大久野島レンタルサイクル
因みに島内は自転車で回る事も可能。
電動自転車か普通自転車、好きな方を2時間制でどうぞスタイル。
電動自転車26インチが800円(宿泊する人は600円)
普通自転車24.2インチが600円(宿泊する人は400円)
普通自転車は補助輪の有無を選択可能でチャイルドシート希望もOKとの事。
追い越し禁止ゾーンや、降車ゾーンなどがあるので交通ルールを守って安全運転でどうぞ。
間違ってもウサギをひいたりしちゃだめよ。
また、急な上り坂もあるので、普通自転車を選択する場合は、ある程度覚悟も必要。
残念ながら車での一周は不可となっている。
うさぎ餌やりの注意点
うさぎの耳の形をした収音器
大久野島毒ガス障害死没者慰霊碑
三軒家毒ガス貯蔵庫後
北部砲台跡
発電所跡
長浦毒ガス貯蔵庫後
芸予要塞時代の桟橋
南部照明所跡
医務室跡
陶磁器製毒ガス製造器具展示場
大久野島毒ガス資料館
当時の様子がわかる資料館。
子供がもう少し大きくなったら、内部にも連れて行ってあげたい。
大久野島での遊び方、海水浴場
ここからは、大久野島のウサギ・毒ガス施設以外の楽しみ方をご紹介。
まずは、海水浴。
わざわざ海を渡って海水浴を楽しみに来る人は少ないため、広々と楽しむことが出来る海水浴場。
利用者は宿泊者くらい??
昼過ぎになると写真左に向かって流れが強くなってたので、少し危険。必ずぶいの中で泳ぐようにしよう。
朝イチの写真と見比べると、海岸に打ち上げられていたゴミも全て沖に流されたのが分かる。
子供二人と遊んでたらいつの間にかブイ近くまで流されてて少し焦った。
更衣室やシャワーやトイレは完備。シャワーは200円かかります。足洗い場もあるのでそちらを利用すれば無料。
プール
瀬戸内海を一望できるプール施設。
ホテル宿泊者は無料で利用が可能。ビジターは400円。
利用者も少なく、広々と使うことが出来る。
また、ツバメがプールに落ちた虫を捕まえて飛んでくるのでちょっと面白い。
太陽がサンサンと照り付けるので日焼け止めは忘れずに塗ろう。
浮き輪やビーチボール等は無料で借りる事が出来る。
出来るだけ荷物を少なくしたい親としては有難いね。
スナック菓子も販売。
テニスコートとゲートボール場
オムニコートとハードコート合わせて11面あるテニスコート。
春や秋なんかはこちらで遊んでも楽しそう。
そして、
ゲートボール場もあり。
夜は花火
夜は、ホテルの前にある指定場所で花火を行う事も可能。
柵に囲まれているので、ウサギが近づいてきてしまう心配はない。
また、バケツや水はホテルの方が用意してくれるのでありがたい。
さらに、バケツと一緒に花火の燃えカスも返却可能と至れり尽くせり。
終わったらバケツにゴミを残さず入れてホテルの方に返却しよう。
間違っても放置しないように。ウサギが侵入して食べちゃうかもよ。
ホテルにマッチは無かったので、花火をやりたい人はチャッカマンとロウソクを持っていこう。
休暇村 大久野島に泊る
ハロ(日暈ひがさ)・環水平アークが同時出現
巣穴から出てくるウサギ
休暇村 大久野島の客室
休暇村 大久野島のバイキング
ウミホタル鑑賞会
ホテルに泊まるもう一つのメリットがこちら。ウミホタルの鑑賞会。
夜になるとホテル前でウミホタルの観察をすることが出来ます。
まるでカレーライスの様なウミホタル。
ホテルの方が、鑑賞会当日の夕方に罠を仕掛けてウミホタルを採取。
採取したウミホタルを、雨の日はホテル前で観察。
晴れてる日は、実際に罠が仕掛けてある桟橋まで行って、罠の引き上げから観察。
写真は、晴れてる日にウミホタルを海に帰した時の様子。
水面にたたきつけられたウミホタルが、水面を青色に染め上げる。
少しの間青く光り続けてた海は、押し寄せる波に飲み込まれ元の暗闇に戻る。感動。
ウミホタルは、晴れでも雨でもどちらでも、実際に触る事が可能。
3ミリ程度のプニプニした甲殻類のウミホタルが、手で触ると青く光る様子が体験できる。
因みにこの青い光は、ウミホタル自体が光ってるわけではなく、ウミホタルが対外に放出したルシフェリンが光ってるそう。
ときパパも初体験でちょっと感動。
キャンプ場に泊る
まとめ
太平洋戦争時代は毒ガスという恐ろしい兵器が作られていた大久野島。
今では人懐っこいウサギがいたるところに生息している平和な島。
夜はウミホタルに満点の星が輝く島。
いくつもの顔を持った大久野島は、子連れ旅行として最適な場所でした。